能登半島地震被災地で炊出しと憩いの場づくり
2024年10月12・13日、能登半島地震被災地の石川県を訪れ、炊出しと憩いの場づくりの活動をしました。主に仮設住宅にお住いの方々が対象です。
いったん仮設住宅に落ち着かれてはいるものの、倒壊したご自宅の解体や再建のこと、これからの仕事のこと学校のこと、地域の再興のことなど、様々な心配事がおありの日々でしょう。また住居も住む場所も変わり、馴染んだ暮らしとは異なる生活が続いています。そんな中で、少しでもプラスの変化や気分転換になったり、地域の方どうしや訪れる私たちと交流し、憩える時間と場になればと願っての活動です。
いったん仮設住宅に落ち着かれてはいるものの、倒壊したご自宅の解体や再建のこと、これからの仕事のこと学校のこと、地域の再興のことなど、様々な心配事がおありの日々でしょう。また住居も住む場所も変わり、馴染んだ暮らしとは異なる生活が続いています。そんな中で、少しでもプラスの変化や気分転換になったり、地域の方どうしや訪れる私たちと交流し、憩える時間と場になればと願っての活動です。
珠洲市三崎町の仮設住宅の方々にカレーうどん炊出し
10月12日は珠洲市三崎町の三崎公民館を訪れ、夕食にカレーうどん120食の炊出しをしました。
この辺りは1月の地震で倒壊した家屋がほぼそのままの状態で、解体がまだまだ進んでいないことを実感させられました。公民館は現在も避難所であり、お二人の方が避難生活をされているとのこと。また徒歩1分ほどの仮設住宅にお住いの方々にも頼りにされる存在のようでした。
この地域は9月下旬の豪雨の際、激しい雨にも関わらず水害は免れたようです。しかし再び断水し、私たちが行った前日11日まで、公民館前に設置された仮設トイレの生活。11日にようやく水道が再開したばかりとのこと。
炊出し開始の夕方5時より早くから、たくさんの方がお集まりくださり、あっという間に120食を配り終えました。前日までは水道が使えなかったということで、しばらく調理も難しかったと思われ、手作りのカレーうどんを喜んでいただきました。
皆さん仮設住宅などのご自宅に持ち帰って召し上がられましたが、受け取りに来られた多くがシニア層の女性で、2つ3つ、中には6つと、家族人数分を持ち帰られていました。元気に飛び回る小学生の子連れのお母さんも数名いらっしゃいました。
仮設住宅にお住いの高齢男性3名は取りに来られないからと言って、公民館の方が持って行かれました。どこでも男性の方が家にこもりがちなのかなと想像しつつ、見守りの目がある地域だと感じられました。
この辺りは1月の地震で倒壊した家屋がほぼそのままの状態で、解体がまだまだ進んでいないことを実感させられました。公民館は現在も避難所であり、お二人の方が避難生活をされているとのこと。また徒歩1分ほどの仮設住宅にお住いの方々にも頼りにされる存在のようでした。
この地域は9月下旬の豪雨の際、激しい雨にも関わらず水害は免れたようです。しかし再び断水し、私たちが行った前日11日まで、公民館前に設置された仮設トイレの生活。11日にようやく水道が再開したばかりとのこと。
炊出し開始の夕方5時より早くから、たくさんの方がお集まりくださり、あっという間に120食を配り終えました。前日までは水道が使えなかったということで、しばらく調理も難しかったと思われ、手作りのカレーうどんを喜んでいただきました。
皆さん仮設住宅などのご自宅に持ち帰って召し上がられましたが、受け取りに来られた多くがシニア層の女性で、2つ3つ、中には6つと、家族人数分を持ち帰られていました。元気に飛び回る小学生の子連れのお母さんも数名いらっしゃいました。
仮設住宅にお住いの高齢男性3名は取りに来られないからと言って、公民館の方が持って行かれました。どこでも男性の方が家にこもりがちなのかなと想像しつつ、見守りの目がある地域だと感じられました。
穴水町の仮設住宅の方々に憩いの場~映画上映とお好み焼き
翌10月13日は鳳珠郡穴水町の仮設住宅・港町団地の集会所へ。映画上映とお好み焼きで憩いの場づくりをしました。
穴水町は能登半島の中でも手前にあり、支援や工事などの手が比較的届きやすいためか、倒壊した家屋の解体が少しずつですが進んでいるようで、更地になっている場所も所どころ目にしました。と言ってもまだまだですが、毎日22カ所で解体撤去の作業が進行しているそうです。
35戸ほどの仮設住宅がある港町団地の集会所で、ネパールのチャイを飲んでいただきながら、JAFSのフィリピン・パンダン水道プロジェクトが映画化された「セカイイチオイシイ水」の上映会。映画の後は、お好み焼きを焼いて、大阪の味を楽しんでいただきました。
シニア層の男性や女性それぞれお一人でのご参加のほか、ご夫婦、また小学生兄弟でのご参加もありました。
映画を観た後、シニア女性の方が「ふだん家ではテレビでニュースかスポーツしか観ずドラマは観ない。久しぶりに映画を観たが、感動して涙が出たわ」と感想を仰ってくださいました。
お好み焼きも大好評で、作り方を尋ねてこられた方もありました。小学生の弟さんは、お好み焼きを食べるのは初めてとか。
大阪にある”アジア”協会”アジア”友の会ならではの内容で、能登の日常とはひと味違う時間を過ごし、リフレッシュしていただけたことを願っています。隣り合った女性どうし、自己紹介し合い交流されている光景も目にしました。
能登支援活動に今回初めて参加くださったボランティアさんに柔道整復師の方がいらっしゃり、ご希望の方向けにマッサージをしてもらいました。短時間でしたが気持ちよさそうに受けられていて、ほっこりしていただけていたら嬉しいです。
他にも多くのボランティアさんのお力で成り立つJAFSの能登支援活動。本当にありがたいご協力をいただいています。
※穴水町での活動は、現地に拠点を持ち支援活動をされているNPO法人レスキューストックヤードさんのご協力により実施いたしました。
※また今回の支援活動は、「大塚商会ハートフル基金」助成金、およびJAFS能登半島地震被災者支援募金にいただいたご寄付により実施させていただきました。
穴水町は能登半島の中でも手前にあり、支援や工事などの手が比較的届きやすいためか、倒壊した家屋の解体が少しずつですが進んでいるようで、更地になっている場所も所どころ目にしました。と言ってもまだまだですが、毎日22カ所で解体撤去の作業が進行しているそうです。
35戸ほどの仮設住宅がある港町団地の集会所で、ネパールのチャイを飲んでいただきながら、JAFSのフィリピン・パンダン水道プロジェクトが映画化された「セカイイチオイシイ水」の上映会。映画の後は、お好み焼きを焼いて、大阪の味を楽しんでいただきました。
シニア層の男性や女性それぞれお一人でのご参加のほか、ご夫婦、また小学生兄弟でのご参加もありました。
映画を観た後、シニア女性の方が「ふだん家ではテレビでニュースかスポーツしか観ずドラマは観ない。久しぶりに映画を観たが、感動して涙が出たわ」と感想を仰ってくださいました。
お好み焼きも大好評で、作り方を尋ねてこられた方もありました。小学生の弟さんは、お好み焼きを食べるのは初めてとか。
大阪にある”アジア”協会”アジア”友の会ならではの内容で、能登の日常とはひと味違う時間を過ごし、リフレッシュしていただけたことを願っています。隣り合った女性どうし、自己紹介し合い交流されている光景も目にしました。
能登支援活動に今回初めて参加くださったボランティアさんに柔道整復師の方がいらっしゃり、ご希望の方向けにマッサージをしてもらいました。短時間でしたが気持ちよさそうに受けられていて、ほっこりしていただけていたら嬉しいです。
他にも多くのボランティアさんのお力で成り立つJAFSの能登支援活動。本当にありがたいご協力をいただいています。
※穴水町での活動は、現地に拠点を持ち支援活動をされているNPO法人レスキューストックヤードさんのご協力により実施いたしました。
※また今回の支援活動は、「大塚商会ハートフル基金」助成金、およびJAFS能登半島地震被災者支援募金にいただいたご寄付により実施させていただきました。
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