フィリピン 台風ハイエン
2013年11月にフィリピンで観測史上最大の台風が直撃し、死者・行方不明者7703名、家屋損壊114万軒、総人口の14%に当たる1320万人が被災しました。フィリピンでの長年の活動経験を活かした情報収集により、現地提携団体と共に、物資配布など迅速かつ確実な緊急支援活動を行いました。その後、生活復興支援として、家の修繕やシェルター建設、野菜の種配布や水耕栽培支援により農業再開や所得改善を、またボートや漁網など漁業資材を配布し、漁業再開を支援しました。
ネパール中部地震
2015年4月の地震発生翌日に現地入りし支援活動を開始しました。5月の余震で被害が拡大し、死者約9000人、全半壊家屋が88万棟以上、被災者約280万人となりました。食料や医薬品など緊急物資の配布、その後復興に向けて、仮設校舎の設置や就学支援、水道パイプラインの復旧、仮設住宅建設、バイオガスプラント修繕、トラウマケア、家屋再建、校舎再建、婦人会の起ち上げ、農業技術支援、避難袋の配布、チャリティコンサートなどを実施しました。現在は持続可能な地域づくりをめざして、大規模揚水システムの設置および農業基盤づくり事業を実施しています。