1979年に大阪にて創設。飲料水に欠くインドに井戸を贈る運動からはじまり、アジアの農村地域へ安全な水の供給をはじめとする基本的生存条件の確保により貧困をなくすことを目指し活動してきました。そのためには、アジアの人々自身が取り組むことが重要であると、各国に現地提携団体とともに課題の改善に努めてきました。
数字で見るJAFSの成果 (2024年3月現在)
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建設した井戸
2,301基
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支援した里子
1,356人
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建設した学校
138校舎
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植林した木
約260万本
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設置したトイレ
2,595基
マンガで見るJAFS
マンガで見るJAFS
JAFS創設に至るいきさつをマンガで。
20歳だった創設者村上公彦がアジアに井戸を贈る活動を始めたきっかけ、団体を立ち上げるまでの苦労、仲間や協力者が次第に増えた様子などを、分かりやすく理解いただけ、またJAFSに込められている思いが伝わります。
JAFSのあゆみ
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1970年代
1972年
アジアを愛し、アジアでのボランティア活動に関心のある仲間が集まって、国際ボランティアグループ「エポス」(代表 村上公彦)を結成
1978年
西ベンガル大洪水視察のため、日本人1名を派遣
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1979年
「エポス」を発展的解消し、「インドに井戸を贈る運動」をする「アジア協会アジア友の会(JAFS)」を創立
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1980年代
1980年
インド・マハラシュトラ州ナグプール市に、第1号提携団体となるEDCIおよび農村開発プラガティセンターを設立し、現地活動開始。同市ググリー村に第1号井戸完成。第1回スタディツアーとして会員20名がロナラ村へ
1981~1988年
インドネシア、マレーシア、バングラデシュ、タイ、ネパール、韓国、スリランカで活動開始
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1988年
社団法人「アジア協会アジア友の会」として大阪府知事より認可
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1990年
1990年
アジア各国の提携団体とともに社会課題解決について討議し交流するため、第1回「アジア国際ネットワークセミナー」をタイにて開催(2020年現在29回実施)
1994年
フィリピン・パンダン町にて全長10kmの飲料水パイプライン・簡易水道の建設に着工(日本側工事区間は1999年に完成)
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1995年
阪神淡路大震災の救援支援活動(~1999年)
1996年
インド・カルナータカ州に現地提携団体BSVIAとともに、貧困層の子どものための学校「日印友好学園コスモニケタン」を設立
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2000年代
2004年
「ぞうすいの会」開催200回達成(ぞうすい[雑炊・増水・贈水]の会とは、アジアの話を聞きながら雑炊を食し、参加費を積み立てて井戸を贈る活動)
2009年
アジア各国の若者が集い、地域の課題解決について討議し交流する、第1回「アジア・ユース・サミット」を日本で開催(2020年現在6回実施)
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2010年代
2012年
公益社団法人「アジア協会アジア友の会」として内閣府より認定
2017年
JAFSネパール事務所開所
受賞歴
1986年 | 国際交流基金 地域交流振興賞受賞 |
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1988年 | 大阪府知事表彰 受賞 |
1988年 | 外務大臣表彰 受賞 |
1989年 | 毎日国際交流賞 受賞 |
1994年 | 大阪市民表彰 受賞 |
2005年 | 大阪府知事団体功労賞 受賞 |