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活動レポート

能登半島地震被災者にカレーうどん炊き出し

能登半島地震被災者にカレーうどん炊き出し
2024年2月10日、能登半島地震で被災した方々の避難所となっている石川県・穴水町さわやか交流館プルートにお邪魔し、昼食にカレーうどん250食の炊き出しをしました。

 「12時00分きっかりに配食開始したいです」と会場からの依頼。一方、私たちは大阪から夜通し車を飛ばし、やっと現地に着いたばかり。早速調理にかかりましたが、雨が降り出して手間取り、途中で12時の鐘が鳴ってしまいました。
 全員大急ぎででうどんをゆで、カレーをかけて容器にふたをし、避難所の130人にまず配りました。自宅で過ごされている方々も、炊き出しがあると聞いて、列をなして待ってくれていました。休む間もなく、そちらへも配りました。
 被災した皆さんには「下水が復旧していないので、家でほとんど調理できないんですよ」「生鮮食品が手に入らないので、野菜や肉が食べれるのがうれしいです」と話してくれ、これまでの日常とかけ離れた生活を強いられていることが分かりました。

 カレーうどんは玉ねぎ、にんじん、しめじ、豚肉、うす揚げ、ネギと、新鮮な食材の具だくさん、カロリー満点にしました。穴水町からのメールに栄養を考えた内容にしてほしいと書かれており、被災地の食事は加工品が多いことが伝わってきたからです。「おいしかったです」と言ってくださる方がいて、喜んでいただけたことが実感できました。ほっとしました。

 現地へ着くまでの道のりは大変でした。関西と関東のJAFS会員ら11人が、車2台に炊き出しの荷物を積んで深夜0時に大阪のJAFS事務所を出発し、朝5時半前に金沢に到着。調理用の水180㍑を補給し、6時ちょうどに穴水へ向かいました。
 車は、のと里山海道へ。しばらくは順調な走行でしたが、通行規制が行われているためにノロノロ運転が強いられるようになり、あちこちで警察による警備が行われていました。途中から国道249号線に入りました。各所に亀裂や陥没が見えました。道沿いには倒壊し亀裂が入った家屋が目に入り、緊張感が漂いました。それでも何とか予定より30分ほど早い9時10分に穴水町プルートに到着できました。

 炊き出しを終えて帰るとき、プルートの館長さんが「日々、笑顔で過ごすことを心掛けているのですよ。今日は(被災者の)皆さんの笑顔がさらに増えました」と話してくれました。

 今回の炊き出しは、発災直後からJAFS能登半島地震被災者支援募金にいただいたご寄付により実施させていただきました。
 現地の要望に沿いながら、第2次、第3次チームと続けていきたいです。ひき続き、JAFS能登半島地震被災者支援募金への協力をお願いします!

イベントのお申込み・お問い合わせは
こちらからお願いいたします。

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