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活動レポート

開催報告「ブルーオーシャン作戦③ 日本とアジアをつなぐビーチクリーン」(2022年11月19日)

開催報告「ブルーオーシャン作戦③ 日本とアジアをつなぐビーチクリーン」(2022年11月19日)
海洋プラスチック問題に、アジアで連携して取組み
 海に流出するプラスチックごみの8割以上がアジアからと言われる海洋プラスチック問題に対し、アジアに広がるJAFSのネットワークを生かして昨年から取り組む「ブルーオーシャン作戦」。

 2022年11月19日、「日本とアジアをつなぐビーチクリーン」と題し、日本の大阪(約140名)と東京(約50名)、フィリピン・ソルソゴン州マトノッグ周辺の3村(約500名)、インドネシア・バリ島(約50名)の3カ国6地域で、同じ日に海辺などのごみ拾いをしました。
 当日の活動後、アジア各地は地域の学校に集まり、日本はビーチにて、互いの活動の様子を、動画や写真を使ってオンラインで紹介し合いました。

 各地から届いた報告を紹介します。  
フィリピン・ソルソゴン州の3村
ルソン島南端のソルソゴン州にある3つの村の浜辺で、計500名以上が参加しました。今回は小学校や高校にも呼びかけ、また行政の協力も得られました。

 子どもたちが地域の実態を体験したことが、学校での環境教育の基盤となり、子どもたちからごみへの適正な意識が根付いていくことが期待されます。参加者は自分たちの浜辺がきれいになって喜んでいました。活動を通して、学校や地域にリーダーシップも育まれています。
 子どもたちは「とても楽しく活動した」と感想を言い、最後には、きれいになった海で遊んだり泳いだりしていました。 

 オンライン交流に参加した住民や子どもたちは、日本やインドネシアも一緒に活動していたことを知って驚き、とても記憶に残る、忘れられない体験となりました。
フィリピン・ソルソゴン州マトノッグ バヌアンダーン村

地域NGOのメンバーや、住民、若者、小学生15名と保護者数名など、計30名ほどが参加しました。
村役場も協力してくれました。

フィリピン・ソルソゴン州マトノッグ バヌアンダーン村
フィリピン・ソルソゴン州マトノッグ サンタイザベル村
100名以上が参加しました。半数はサンタイザベル小学校の生徒と保護者数名。そのほかは一般の住民で、村役場も協力してくれました。
フィリピン・ソルソゴン州マトノッグ サンタイザベル村
フィリピン・ソルソゴン州マグダレナ タラオンガ村
フィリピン・ソルソゴン州の3つの村の中で、約400名という最多の参加がありました。そのうち327名は、国立タラオンガ高校の高校生でした。
クリーンアップのほか植林も行われ、環境行政の部署や村役場の支援協力も得ることができました。
フィリピン・ソルソゴン州マグダレナ タラオンガ村
インドネシア・バリ島
いつもごみ拾いをしているマングローブ林が、G20開催に伴い立入禁止のため、大学近くの水田で、大学生と水田周辺の小学生の計約50名が活動しました。

 とても悲しく思いました。米作用の水路にプラごみを捨てる無責任な人がたくさんいるのです。約300kgを回収しました。私たちは当分の間、ごみ拾い場所をマングローブ林から田に移して農民を助けることに決めました。
 
 また、水田周辺の小学生たちが、今後も活動に大きな協力をしてくれるよう、小学校で環境教育をすることも決めました。オンライン交流会は、学生にも刺激になりました。この活動が続くことを願っています。
インドネシア・バリ島
東京・城南島海浜公園(大田区)
 過去最多の50名以上が参加。小さなお子さんからシニア世代まで様々な方と共に、世界の課題となっている海洋ゴミへの関心を高めることができ、大変意義を感じています。高校生や大学生の参加もあり、海洋ゴミ問題を授業やインターネット情報だけでなく、実際の現状を見ることにより「多くの気づき」があったようです。

 さらにオンライン交流で海外の仲間と情報を共有することで、日本だけの問題ではなく、同じ海に面した国はもちろん、海の恵みを頂く地球市民の問題であると、リアルに感じていただけたと思います。

 2050年には海洋プラゴミの量が魚の量と同じになると言われています。我々の子孫のためにも今生きる私たちがこの問題と向き合い、個人、企業、国が一体となり真剣に取り組む時期にあるのではないでしょうか。
東京・城南島海浜公園(大田区)
大阪・二色の浜(貝塚市)
 子どもからシニアまで約140名が参加。ペットボトルのリデュースに取り組む企業の参加も多くありました。

 晴天続きで、川による陸上ごみの流出や海岸漂着が少なかったこと、潮の干満のタイミングなどもあり、今回はごみがこれまでより少なく、砂に埋もれる小さなプラスチック片をコツコツと拾い集めました。
 
 子ども向けにプラスチック片を入れて作る万華鏡工作も並行して行い、そのために一層熱心に拾い集める姿もありました。少なかったとは言え大きなごみも6袋分。ペットボトルや食品包装プラ、空き缶、タバコ吸殻、マスクなど回収しました。
大阪・二色の浜(貝塚市)
どうして日本のビーチはそんなにきれいなの?
 ごみ拾い活動後、3カ国6地域の参加者どうしがオンライン画面越しに手を振り合うだけでも、心が通じたと感じられました。さらに互いの活動を知ることによって、国を超えて同じ目的に向かう仲間がいると実感できたと思います。互いの存在が今後の活動への力になればうれしいです。

 フィリピンから「どうして日本のビーチはそんなにきれいなの?」という質問がありました。日本では自治体のごみ処理システムが整っているなど、住民自身には乗り越えられない違いもありますが、「日本人の多くはポイ捨てしない」という答が、画面の向こうのフィリピンやインドネシアで集まっていた地域の人々の心に伝わっていると良いと思います。

共催:「ステハジ」プロジェクト
後援:大阪府(大阪会場)、㈱OSGコーポレーション、㈱ウォーターネット
協賛:象印マホービン㈱、タイガー魔法瓶㈱、ピーコック魔法瓶工業㈱、㈱DESIGN WORKS ANCIENT、㈱a.c.c、㈱アカカベ、㈱ Fast Fitness Japan、D4L、八尾トーヨー、大松、ニシムラ、クワタ、奈良OAシステム

★日本財団と環境省の「海ごみゼロウィーク活動」に参加しています。

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