開催報告「世界同時!ブルーオーシャン作戦 ごみ拾いで国際交流」(2021年11月20日)
海洋プラスチック問題に、アジアで連携して取組み
1か国だけでは解決できない海洋プラスチック汚染の問題に、アジアの国々で連携して取り組もうと、2021年11月20日、3か国5地域で時差を超えて同時に、それぞれの海辺でごみ拾いをしながら、オンラインで国際交流しました。
大阪と東京、フィリピンのソルソゴン州マトノッグ、インドネシアのバリとアチェです。
大阪・二色の浜
子どもからシニア世代まで93名のお力で、プラスチックごみ45袋、それ以外のごみ45袋分、浜辺がきれいになりました。
拾ったごみの中には、ゴムボート、壊れたビニール傘、釣り竿まで!海で砕けた小さなプラスチック片も砂の上にたくさん!皆さんでコツコツと拾い集めました。
東京・葛西臨海公園
子どもから大人まで41名のご参加で、ブラスチックごみ19袋、それ以外13袋のごみを拾いました。
8割以上がプラごみでした。内訳は、ペットボトルキャップ:270以上、タバコの吸殻:380以上、ストロー:110、食品包装:150、飲料瓶:50 / 飲料缶:30、ガラス:110 など。
フィリピン・ソルソゴン州マトノッグ
100名余りが参加。地域の結束力が感じられ、若者も多く参加してくれました。トラック5台分ものごみを回収し、今までで一番きれいな浜辺になりました。
インドネシア・バリ島
漁業従事者も含め25名が参加。海中に生えるマングローブの根に絡みつくプラスチックごみを、カヌーに乗って回収するという大変な作業。若い力でがんばりました。
※動画はこちら
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インドネシア・アチェ
30名が参加し、27袋分のごみを拾いました。8割がプラスチックごみで、ほとんどがペットボトル、ストロー、カップでした。
※テレビ取材を受け、ニュースに取り上げられました(ニュース動画はこちら)。
※テレビ取材を受け、ニュースに取り上げられました(ニュース動画はこちら)。
同時にごみ拾いしながらオンライン中継、というのはなかなかチャレンジングでしたが、インドネシアから「バナナの葉に食事を載せて休憩中…」など声が届き、アジアの国々で一緒に取り組んでいることを、少しでも感じてもらえていたら幸いです。
※後援:大阪府(大阪会場)、「ステハジ」プロジェクト
※協力:㈱OSGコーポレーション
※日本財団と環境省の「海ごみゼロウィーク活動」に参加しています。
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