キービジュアルの画像 キービジュアルの画像

活動レポート

スリランカ全土で深刻なサイクロン被害

スリランカ全土で深刻なサイクロン被害

サイクロン「ディトワ」が2025年11月28日にスリランカに上陸し、豪雨と破壊的な強風により全国で大規模な洪水と地滑りが引き起こされました。スリランカ災害対策センターの発表によれば、被害は全25県に及び約230万人以上が被災、12月16日時点で643人が死亡、183人が依然行方不明となっており、土砂災害の危険性が高い山間部等では約7万人が未だ避難生活を続けています。

特にキャンディ地区とバドゥッラ地区では、家屋の損壊、学校教育の中断、安全な水と食料が得られない状況が続いています。子どもたちの体にも心には大きな傷を受け、喪失と不規則な食事、災害の恐怖、不安、悲しみに苛まれています。日常に必要な物品に加え、制服や学用品も失い、栄養支援と日常生活への復帰を目指した支援が緊急に必要とされており、現地でも災害直後からできる活動を開始しました。

災害時に、今までに日本から寄贈いただいた井戸が使えたことで、村人達に大きな希望と安心を得ることができました。

特に山岳部は崖崩れが起き、町とのアクセスが寸断される中、すべての物資が止まってしまいました。毎日の飲み水が得られない地域も多い中、井戸のある村では近隣の村の人も受け入れ、安全な水を少しでも得られるよう、協力し合いました。

また水害によって汚染されてしまった井戸は、いったん水を汲みだし、清潔にするボランティア活動もおこないました。活動地の井戸の清掃は順次完了していっています。

少しずつ復興が進む中、今一番必要とされているのは支援が届かない被災地の子ども達の栄養改善と教育を継続するための支援です。

今後はキャンディ県のパサラ・カンダカティヤ・バドゥッラ・ワリマダ・ウワパラナガマ地区、バドゥッラ県のウダパラタ・ドルワ・ウドゥドゥンバラ・ガンガイハラコララ・ミニペ地区で活動を進めていきます。国中に被害が出る中、貧困率と栄養失調が多い地域であることからこの2件が活動地として選ばれました。。災害以前から経済的に脆弱な状況にあり、一時的な外部からの支援なしには、失われた生活用品や、子どもたちへの定期的な栄養価の高い食事の提供は容易ではありません。被災した栄養失調状態にある子どもたちが必要とする適切な医療や食事を取れないことは、生命の維持に直接影響を与える状況にあるため、集中的な支援が不可欠となっています。スリランカにはサンポーシャと言われるスリランカ発祥の栄養豊富なシリアル食品があります。トウモロコシ、大豆、緑豆、米などの穀物をベースに作られ、ビタミンやミネラルが豊富に含まれており、子供から大人まで広く食べられています。加熱済みで、牛乳や水で煮てお粥にしたり、団子にしたりと、朝食や軽食として親しまれています。サンポージャの配布も開始しました。

 今は各地区で対象者をリスト化し、最も脆弱な立場にある児童(特に女性世帯主の家庭)を確認し、公平性のある支援の準備を進めています。また、受益者と非受益者が両方アクセスできる保護者が安心して相談できる窓口を設置して、取り残しない活動にしていけるよう、話し合いを重ねています。

失われた生活用品と災害時でも衛生的な生活を守り、未来に希望を持って復興に向かえるよう、継続した活動と支援をお願いします。

現地提携団体 サルボダヤ シャンティセナ
ラシカ・ギータンガ

イベントのお申込み・お問い合わせは
こちらからお願いいたします。

一覧に戻る

関連記事

  • 家が流され橋が崩落~インドネシア・スマトラ島の水害被災地から

    活動レポート

    家が流され橋が崩落~インドネシア・スマトラ島の水害被災地から

  • ノアノアフェスタで心ひとつにクリスマスパーティ

    活動レポート

    ノアノアフェスタで心ひとつにクリスマスパーティ

  • スリランカ全土で深刻なサイクロン被害

    活動レポート

    スリランカ全土で深刻なサイクロン被害

お電話でのお問い合わせ

TELのアイコン06-6444-0587

(平日10時~18時)

オンラインお問い合わせ

お問い合わせフォームからご連絡ください。

ページトップアイコン