JAFSアジア市民大学~一味違うアジアを一緒に探求しませんか!
JAFSアジア市民大学 2024年10月開講《第6期》
一味違うアジアを一緒に探求しませんか!受講者募集中!
JAFSアジア市民大学の特長
★ アジアを熟知した第一線の教授陣による一流の講義!
★ 生の体験・人生談満載の魅力溢れる講義内容!
★ 座学だけでなく、受講生との相互交流の時間もたっぷり!
開催概要
※原則として毎月第2土曜日 14:00~16:30
会場:肥後橋官報ビル8階会議室(大阪メトロ四つ橋線肥後橋駅より徒歩3分)
開講日 | 焦点国/分野 | テーマ | 講師 (敬称略) |
所属 |
10月12日 |
ベトナム・シンガポール ※ |
シンガポールとベトナムから見たアジアの未来への想像から創造へ! |
桂 良太郎 | 日越大学・ハノイ国家大学 客員教授 |
11月9日 | 台湾/歴史 |
台湾観光の風景に刻み込まれた日本統治期の痕跡を政治社会論に読み解く |
藤巻 正己 |
立命館大学文学部 名誉教授 |
12月14日 |
インド/全般 |
インドには勝てない「最強国家の実力」 |
広瀬 公巳 |
関西日印文化協会 副会長 |
1月11日 |
アジア全般/政治 |
身近で見たアジアの政治リーダーたち |
加藤 千洋 |
元朝日新聞アジア・中国総局長 |
2月8日 | 韓国/全般 ※ | 日本と比べて見ればよくわかる韓国 | 生駒 智一 |
立命館大学コリア研究センター 客員研究員 |
3月8日 | モンゴル/文化人類学 |
現代モンゴルにおける食文化変容 |
堀田あゆみ |
立命館大学サスティナビリティ学研究センター 客員研究員 |
4月12日 |
アメリカ・太平洋/平和学 |
日本政府の核兵器観(仮題) |
高橋 博子 |
奈良大学文学部史学科 教授 |
5月10日 |
東南アジア/政治 | 東南アジアにおける中国ファクターの影響 | 外山 文子 |
筑波大学人文社会系 准教授 |
6月7日 |
アジア全般/労働 | 流動化するアジアの労働者(仮題) | 安里 和晃 |
京都大学大学院文学研究科 准教授 |
7月12日 |
フィリピン/政治 | フィリピンの紛争と平和の行方 | 山根 健至 |
福岡女子大学国際文理学部 准教授 |
8月23日 |
パレスチナ/政治(交渉中) |
パレスチナ・イスラエル紛争の現況とこれから(仮題) |
ハリル (交渉中) |
京都大学大学院人間・環境学研究科 |
9月13日 |
ウクライナ/政治・文化 ※ | ウクライナの現況とこれから | 小野 元裕 |
日本ウクライナ文化交流協会 会長 |
※印の回は、終了後、希望者対象に、講師を囲んでの懇親会(有料)を予定しています。
*諸事情によりプログラムの一部が変更される場合がありますので予めご了承ください。
【受講について】アジアに興味のある方、当会活動に興味のある方は、どなたでも受講できます。受講希望者のご要望に応じて、全期間通じて受講、または興味のある回のみの受講も可能です。
【受講料】入学金無料。受講料のみお支払いいただきます。
全回受講 ・一般 24,000円 ・学生 無料 ・JAFS会員 20,000円
※一括払いのほか、半期(前半9~2月分、後半下期3~8月分)支払いができます。
単回受講 ・一般 2,400円/回 ・学生 無料/回 ・JAFS会員 2,000円/回
【修了証書】以下の①②の両方に該当する方には「第6期JAFSアジア市民大学修了証書」を授与いたします。
①10回以上受講された方
②9月終了後、翌月(2025年10月)末までに当会所定の事後レポートを提出された方
【定 員】25名(定員になり次第締め切らせていただきます)
≪主催・お申込み・お問合せ先≫
講座単位の単回受講の場合は、毎回、開催の前日までにお申込みください。
公益社団法人アジア協会アジア友の会 JAFSアジア市民大学事務局(担当:柿島)
〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル5階
TEL: 06-6444-0587 FAX: 06-6444-0581 柿島携帯: 090-1021-6834
E-mail: kakishima@jafs.or.jp
≪後援≫ 大阪府、大阪市教育委員会
第4回 アジア全般「身近で見たアジアの政治リーダーたち」
◆講師 加藤 千洋 氏(元朝日新聞アジア・中国総局長)
◆専門分野 中国・アジア全般
◆プロフィール
1947年東京生まれ。東京外国語大学卒。
1972年~2010年、朝日新聞社で大阪社会部記者、北京特派員、アジア総局長(バンコク)、中国総局長(北京)、外報部長、論説委員、編集委員等。
2010年~2008年、同志社大学大学院教授。2008年から平安女学院大学客員教授(現職)。1999年度ボーン上田記念国際記者賞を受賞。
著書に『胡同の記憶 北京夢華録』(岩波現代文庫)『北京&東京 報道をコラムで』(朝日新聞社)等
◆内容朝日新聞記者38年。その3分の1は北京やバンコクなど主にアジア駐在で、戦後第一世代の次あるいは次の次のリーダーたち 鄧小平、江沢民、金大中、李登輝、陳水扁、そして一度はミャンマーの民主の扉を開いたアウンサンスーチーらを取材。時に彼らと身近に接して話を交わせたのは海外特派員冥利でした。そんな折りに見た指導者たちの意外な素顔、エピソードなどを写真で見てもらいながらオムニバス式に紹介します。
第5回 韓国「日本と比べて見ればよくわかる韓国」
◆講師 生駒 智一 氏(立命館大学コリア研究センター 客員研究員)
◆専門分野 比較政治学、韓国政治、複雑系
◆プロフィール
1978年大阪府生まれ。北里大学理学部、立命館大学法学部卒。博士(国際関係学 立命館大学)。立命館大学国際関係学部授業担当講師、グローバルネットワーク21事務局次長。
単著『韓国の連合政治 ―「接着剤モデル」からみる金鍾泌の生存戦略』(文理閣、2021年)の他、現在宮塚コリア研究所の機関紙『祝杯』にてレギュラー執筆者を務めている。
◆内容日本と韓国は「兄弟国」とも言われている。実際両国は同じ漢字文化圏に属し、多くの点では共通性を持っている。しかし、その一方で「近くて遠い国」とも言われている。これは物理的には近いのに、精神的には遠いということを表している。
日本と韓国は多くの文化的共通性を持ちながら、精神的に通じ合えないのはどうしてなのだろうか。「比較」の専門家が、両国を多角的に比較しながら、その要因を紐解く。
第6回 モンゴル「現代モンゴルにおける食文化変容」
◆講師 堀田 あゆみ 氏(立命館大学サスティナビリティ学研究センター 客員研究員)
◆専門分野 文化人類学・モンゴル遊牧民の物質文化・情報文化研究
◆プロフィール
1999年、高校卒業後にモンゴル国へ語学留学。立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部卒。総合研究大学院大学文化科学研究科地域文化学専攻で、モンゴル遊牧民のモノの情報をめぐる交渉を研究。博士(学術)。
著書に『モンゴル遊牧民 エンフバト一家のモノ語り』(Texnai)、『交渉の民族誌 モンゴル遊牧民のモノをめぐる情報戦』(勉誠出版)など。
◆内容味付けは塩のみ。ほんの十数年前までは、茹で肉や肉うどんなどの家庭料理に薄い塩味を好んでいた遊牧民の食卓に、いつの頃からかキムチが登場するようになった。都市部を歩けば至る所で韓国系のコンビニエンスストアや大型ディスカウントストアを目にし、韓国料理店あるいは韓国食を提供する店の多さに圧倒される。本講義では、モンゴルの伝統的な食文化を紹介しつつ、現代の食文化変容の要因と過程およびその変容が人々にもたらす影響について考察する。
第1回 ベトナム・シンガポール「ベトナムとシンガポールから見たアジアの未来への想像から創造へ!」
◆講師 桂 良太郎 氏(日越大学・ハノイ国家大学 客員教授)
◆専門分野 アジアの社会福祉政策、平和学、SDGs論
◆プロフィール
1950年大阪生まれ。京都外国語大学大学院外国語学修士、関西大学大学院社会学修士、元立命館大学国際平和ミュージアム副館長、放送大学「アジアの社会福祉と国際協力」主任客員教授。NPO法人「アジア高齢者・障害者介護福祉協会(ASCA)」理事長、日本ベトナムパートナーシップ理事、等
◆内容アジアの未来を展望する上で、なぜこの両国をしっかり観ないといけないかについてわかりやすく、解説いたします。ASEANの特異性は「多様性」「多層性」「多重性」の三つですが、両極端のこれら2国の歴史や風土や暮らしをただ単に比較するだけでなく、ASEAN全体の未来への想像から創造することによって、「地球村は再生できないのか?」という大テーマに挑戦したいと思っています。まずはこの両国の地域研究からはじめましょうか、そして他のアジア諸国の未来をみなさんとこれから模索していければ幸せです。
第2回 台湾/歴史「台湾観光の風景に刻み込まれた日本統治期の痕跡を政治社会論に読み解く」
◆講師 藤巻 正己 氏(立命館大学文学部 名誉教授)
◆専門分野 エリアスタディ(台湾・マレーシア)、観光・ツーリズム研究
◆プロフィール
1951年生まれ。立命館大学文学部教授・特任教授および文学部長(理事)・学長特別補佐などを歴任後、観光学術学会会長(2020年7月~2023年7月)。主な共編著書『朝倉世界地理講座3 東南アジア』(朝倉書店)、『グローバル化とアジアの観光』(ナカニシヤ出版)、『貧困の超克とツーリズム』(明石書店)ほか。
◆内容「帝国日本」によって1895年より50年間、植民地統治時代を経験した台湾では、植民地期の建造物・産業施設・鉄道が今なお利活用され、しかも台湾観光における重要な集客資源ともなっている。観光・ツーリズム研究では、植民地経験を資源とする観光は「ポストコロニアル・ツーリズム」であるとの批判がなされてきたが、こうした状況をどのように解釈すべきか、台湾の歴史・政治社会論的読み解きを通して考察する。
第3回 インド全般「インドには勝てない『最強国家の実力』」
◆講師 広瀬 公巳 氏(関西日印協会 副会長、近畿大学国際学部 教授)
◆専門分野 インド
◆プロフィール
東京大学教養学科卒業後、NHKニューデリー支局長、解説委員として各地を取材。現在は近畿大学国際学部教授。岐阜女子大学南アジア研究センター特別客員教授。日本南アジア学会、日印協会会員。関西日印文化協会副会長。早稲田大学エクステンションセンター、NHK文化センター講師など各種講演。著書『自爆攻撃』『インドが変える世界地図 モディの衝撃』など。
◆内容ウクライナ、中東情勢や中国の膨張で先行きの見えない中で、独立した外交を展開しているインドのキャスティング・ボートとしての動きから目が離せない。世界一の人口大国となったインドの経済への注目もますます高まっている。こうした外からインドを見る視点とともに重要なのがインドの内情を知ることだ。総選挙を経て民主主義国インドの“最強国”としての姿がはっきりと見えてきた。最新情報を交えながら、わかりやすくインドの今を考える。
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