JAFSアジア市民大学~一味違うアジアを一緒に探求しませんか!

JAFSアジア市民大学 2022年9月開講《第4期》
一味違うアジアを一緒に探求しませんか!受講者募集中!
JAFSアジア市民大学の特長
★ アジアを熟知した第一線の教授陣による一流の講義!
★ 生の体験・人生談満載の魅力溢れる講義内容!
★ 座学だけでなく、受講生との相互交流の時間もたっぷり!
開催概要
※原則として毎月第2・4土曜日 14:00~16:30
会場:肥後橋官報ビル8階会議室(大阪メトロ四つ橋線肥後橋駅より徒歩3分)
開講日 | 焦点国 | テーマ | 講師 (敬称略) |
所属 |
9月10日 | ベトナム※ | ベトナムからアジアの未来への想像から創造へ~持続可能社会への提言 | 桂 良太郎 | 日越大学・ハノイ国家大学 客員教授 |
9月24日 | ネパール |
国際交流・環境保全・女性自立・食文化の多目的活動で地域の課題解決を考える |
アスタ・トゥラダール | 聖心女子大学グローバル共生研究所 客員研究員 |
10月 8日 |
ロシア・ウクライナ |
ウクライナは今~ロシアはなぜウクライナ侵攻をしたのか |
小野 元裕 |
日本ウクライナ文化交流協会 会長 |
10月22日 |
ミャンマー |
軍事クーデター以降のミャンマー国内外の情勢と連帯 |
ナンミャケーカイン |
京都精華大学国際文化学部 特任准教授 |
11月12日 | アジア全般 | ロシア・ウクライナ問題からアジアを考える | 加藤 千洋 | 元朝日新聞アジア・中国総局長 |
11月26日 | 中東・中央アジア |
東欧と南西アジアを結ぶもの |
清水 学 |
アジア経済研究所 名誉研究員 |
12月 3日 →1月28日に延期 |
インド※ |
日本文化の中のインド |
巽 正憲 | バーラト会 代表 |
1月21日→5 月13日に延期 |
アジア全般 | アフリカからアジア・日本をみる | ウスビ・サコ |
京都精華大学 前学長 |
2月 4日 |
カンボジア | カンボジア ー 戦後の復興と現在の政治経済状況から国際協力の役割を考える | 岡島 克樹 |
大阪大谷大学人間社会学部 教授 |
2月18日 |
中国 内モンゴル | 多文化共生社会の光と影 | 王 少鋒 |
大阪電気通信大学人間科学研究センター 准教授 |
3月11日 |
韓国 |
世界情勢から朝鮮半島・日本・アジアの未来を考える |
李 相善 |
コリアンワールド 代表 |
3月25日 |
アジア全般 ※ |
地政学から見る日本とアジア~戦後編 | 實 一穂 |
元国際医療福祉大学 国際関係論 講師 |
※印の回は、終了後、希望者対象に、先生を囲んでの懇親会(有料)を予定しています。
【受講について】アジアに興味のある方、当会活動に興味のある方は、どなたでも受講できます。受講希望者のご要望に応じて、全期間通じて受講、または興味のある回のみの受講も可能です。
【受講料】入学金無料。受講料のみお支払いいただきます。
全回受講 ・一般 24,000円 ・学生(大学・大学院)10,000円 ・JAFS会員 20,000円
※一括払いのほか、半期(前半9~11月分、後半下期12~3月分)支払いができます。
単回受講 ・一般 2,400円/回 ・学生(大学・大学院)1,000円/回 ・JAFS会員 2,000円/回
【修了証書】以下の①②の両方に該当する方には「第4期JAFSアジア市民大学修了証書」を授与いたします。
①10回以上受講された方
②3月終了後、翌月(2023年4月)末までに当会所定の事後レポートを提出された方
【定 員】25名(定員になり次第締め切らせていただきます。)
≪主催・お申込み・お問合せ先≫
講座単位の単回受講の場合は、毎回、開催の2週間前までにお申込みください。
公益社団法人アジア協会アジア友の会 JAFSアジア市民大学事務局(担当:柿島)
〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル5階
TEL: 06-6444-0587 FAX: 06-6444-0581 柿島携帯: 090-1021-6834
E-mail: kakishima@jafs.or.jp
≪後援(申請中)≫ 大阪府、大阪市教育委員会
第9回 カンボジア「カンボジア ー 戦後の復興と現在の政治経済状況から国際協力の役割を考える」
◆講師 岡島 克樹 氏(大阪大谷大学人間社会学部 教授)
◆専門分野 国際協力論・ジェンダー論
◆プロフィール
1967年京都市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、オランダ国立ユトレヒト大学(政府奨学生)留学、オランダ国立社会研究大学院大学(ISS)修了後、JICAカンボジア事務所で日米連携や日本IMF連携のための事業形成、行財政改革の調査研究に取り組む。現在は、大阪大谷大学で教鞭をとりながら、多数の自治体での審議会委員、NPO理事を務める。近著『SDGsと人権 Q&A: 地域・学校・企業から考える』(2021年、解放出版社)
◆内容カンボジアは、長期にわたる内戦を経て、1991年、パリ和平協定の締結後、日本を含む国際社会の支援を得て、復旧・復興を遂げてきた。現在は、ロシアのウクライナ侵攻やコロナ禍の影響があるにもかかわらず、5%台の比較的高い成長が予測される経済状況にある。一方、政治状況は、フン・セン政権の長期化のなか、ライバル政治家の投獄や野党の解党処分、人権団体への弾圧等、相当程度の悪化を見せている。なぜこのような事態が生じるのだろうか。過去30年間の国際協力とは何であったのかという問いとともに考えてみたい。

第10回 中国 内モンゴル「多文化共生社会の光と影」
◆講師 王 少鋒 氏(大阪電気通信大学人間科学研究センター 准教授)
◆専門分野 東アジア地域研究、異文化コミュニケーション
◆プロフィール
1963年中国内蒙古自治区生まれ、包頭日報、海南経済報、香港経済導報海南支社記者を経て1991年来日、社会学博士。岩手県立大学総合政策学部専任講師を経て2000年より大阪電気通信大学准教授。
◆内容グローバル化が進むなかで、地球規模の相互依存が進行し、異なる文化背景を持った人々との接触や交流は現代人の避けられない日常になっているが、多文化共生社会を実現するにはなお多くの課題がある。内モンゴルは多民族・多文化共生の歴史が2000年以上も続いており、異なる民族や文化が交じり合うなかで人々はどのように暮らしているのか、少数民族に対する配慮はどのように行われているかを、町の風景や多民族共生の暮らしの体験をもとに紹介します。この講義では多民族・多文化・多言語地域の内モンゴルの事例を通して多文化共生社会の光と影を考察する。

第11回 韓国「世界情勢から朝鮮半島・日本・アジアの未来を考える」
◆講師 李 相善 氏(イ・サンソン、コリアンワールド 代表)
◆専門分野 朝鮮半島の歴史・政治・文化全般
◆プロフィール
1947年三重県生まれ。法政大学経済学部卒。23歳で韓国民族自主統一青年同盟(韓民自青)に入盟、韓国的立場で平和統一青年運動に参加。在日紙「統一日報」で大阪支社長などを務めた後、独立。2001年に在日による韓国系言論機関、教育文化ジャーナル「コリアンワールド」を設立し、隔月紙「コリアンワールドニュース」を発刊。今年で創立21周年を迎える。日本で朝鮮半島、日本、世界の平和を考える言論活動を展開中。
◆内容ロシア・ウクライナ問題は世界情勢の戦後最大危機である。第三次世界大戦勃発の予兆が指摘されている。第二次世界大戦時もNATOとワルシャワ条約機構の対立が東西関係を激化させ数千万の死傷者を出した。日本は中国、朝鮮半島を侵略し、1941年に真珠湾攻撃。米は日本へ宣戦布告、長崎・広島へ原爆投下、終戦後77年が経過した。韓国・北朝鮮、日本は地政学的に戦争状況が相互に影響される意味でアジアの運命共同体である。朝鮮半島は南北の平和統一を成就し、真の意味で東西冷戦を終結させる責務がある。日本は唯一の被爆国として後世、全人類のため、平和を確立する歴史的な社会的義務と責任がある。2045年の戦後100年まで後23年。その間にアジアで平和理念機構を確立し、ヨーロッパ文明に比して平和確立する人類的課題がある。日本、朝鮮半島からアジア、世界の未来を考えたい。

第12回 アジア全般「地政学から見る日本とアジア 戦後編」
◆講師 實 一穂 氏(元国際医療福祉大学 国際関係論 講師)
◆専門分野 地理学思想、地政学
◆プロフィール
2009年九州大学比較社会文化学府博士課程単位取得退学。国際医療福祉大学国際関係論講師。福岡大学プロジェクト支援事業・福岡都市研究所臨時職員等まちづくり等に関わる。
◆内容昨今の変動する国際社会を考える上で地政学的な視点が注目されている。最初に地政学の歴史と基礎的概念を復習し、次いで第二次世界大戦後から展開された国家間の空間的動向を地政学的に分析する。最後にそれらを踏まえて日本を取り巻くアジア情勢の動向について検討する。

第8回 アジア全般「アフリカからアジア・日本をみる」
◆日時 2023年5月13日(土) 14:00~16:30
◆講師 ウスビ・サコ 氏(Dr. Oussouby SACKO、京都精華大学 前学長/全学研究機構長/人間環境デザインプログラム教授)
◆専門分野 空間人類学、コミュニティ論、建築計画
◆プロフィール
マリ共和国生まれ。国費留学生として北京語言大学、南京東南大学で学ぶ。
1990年東京で短期ホームステイを経験しマリに共通する下町の文化に驚く。
91年来日、99年京都大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程修了。博士(工学)。「京都の町家再生」など社会と建築の関係性を様々な角度から調査研究。
京都精華大学人文学部教員、学部長を経て2018年4月同大学学長に就任(2022年3月まで)を経て現職。暮らしの身近な視点から、多様な価値観を認めあう社会のあり方を提唱している。主な著書に『アフリカ出身 サコ学長、日本を語る』(朝日新聞出版)など。
2025年日本国際博覧会協会副会長・理事・シニアアドバイザー兼任他。
◆内容アフリカ大陸は、多様な課題と可能性とを同時に抱えている。地球の未来を左右する存在になるアフリカをどう理解すべきか、また世界の各地域、とりわけ同様の条件を備えるアジアとの関係はどのようなものになるのかが重要な課題となるだろう。今後、アフリカとアジアは互いに刺激し合い、絡み合うことによって、欧米社会が主導してきた世界の中で、経済的のみならず文化的にも、ますますその存在感を増していくはずである。本講義では、アフリカとアジアの相互理解を促進し、アフリカの人々がアジア、そして日本について学ぶためのプラットフォームにしたい。

第1回 ベトナム「ベトナムからアジアの未来の想像から創造へ~持続可能社会への提言」
◆講師 桂 良太郎 氏(日越大学・ハノイ国家大学 客員教授)
◆専門分野 アジアの社会福祉政策、平和学、SDGs論
◆プロフィール
1950年大阪生まれ。京都外国語大学大学院外国語学修士、関西大学大学院社会学修士、元立命館大学国際平和ミュージアム副館長、放送大学「アジアの社会福祉と国際協力」主任客員教授。NPO法人「アジア高齢者・障害者介護福祉協会(ASCA)」理事長、日本ベトナムパートナーシップ理事、等
◆内容今、なぜ「ベトナムの社会と文化理解が大切なのか」。アジアとりわけアセアン諸国の中で、ベトナムが持つ「特異性」(①高齢化 ②情報化 ③国際化 の視点からみた特異性)が、未来のアセアンひいては今問題となっているインド太平洋構想の未来像でなぜ重要なのかについてわかりやすく読み解きます。

第2回 ネパール「国際交流+環境保全+女性自立活動+食文化教育-多目的活動で地域の課題解決を考える」
◆講師 アスタ・トゥラダール 氏(聖心女子大学グローバル共生研究所 客員研究員)
◆専門分野 園芸学、植物形態学、英語教育
◆プロフィール
ネパール・カトマンズ生まれ。高卒後18歳で来日。天理教語学院日本語科卒。名城大学農学部入学。文部科学省の国費奨学金で金城大学大学院農学研究科修士過程へ進学。2007年卒業し帰国。2008-12年アメリカのKilgore College でグラフィックデザインコース。2015年日本で博士号取得。名古屋外国語大学で英語非常勤講師。国際園芸学会でネパールの農業関連の論文を発表。2018-21年三重大学で英語特別プログラム助教、2021-23年日本学術振興会の科研費でネパールの屋上菜園を調査。Women for Women Nepal を設立しネパールの女性自立と国際交流活動を推進。名古屋市観光交流局の助成金で「ネパール大好きモモナイト」他のネパール日本国際交流を2017年から実行。2021年から名古屋でネパール料理レストランを開業しイベント開催中。
◆内容
社会の様々な問題を解決するためには、多方面から問題解決策を探り、視野を拡大しなくてはならない。特にアフターコロナ時代は諦めや絶望に落ちる方が多い中、問題が連鎖して生じるため、常識を変えて解決策を試すことが重要。国内で増え続く外国人との共生、特に今後も増加するネパール人に日本で活躍してもらい、日本社会及び母国へも貢献できる土台づくりをアピールしたい。両国の文化の違いや共通点を紹介。日本全国で点在するインドネパール料理店の活用拡大と人口が密集している日本とネパールの都市部で屋上菜園の成果を紹介し、2013-19年に10回企画したネパールスダディ訪問から学んだことや65歳を超えたシニア世代の日本人と来日する20代の留学生を混合した活動計画についても紹介する。

第3回 ロシア・ウクライナ「ウクライナは今~ロシアはなぜウクライナを侵攻したのか」
◆日時 2022年10月8日(土) 14:00~16:30
◆講師 小野 元裕 氏(日本ウクライナ文化交流協会 会長)
◆専門分野 ロシア・ウクライナの歴史・文化
◆プロフィール
1970年大阪生まれ。天理大学外国語学部ロシア学科卒。新風書房に13年間勤務後、2005年退職。日本ウクライナ文化交流協会立ち上げのため、ウクライナのキエフへ赴任。2006年帰国しドニエプル出版設立。日本文化紹介のイベントをウクライナで催し、日本でもウクライナ文化紹介のイベントを手がけた。
2007年国立ウクライナ作家協会より招待を受け国際作家フォーラムに参加し日本人で初めて勲章を受章。2008年から大手前大学非常勤講師。2012年(株)東大阪新聞社代表取締役社長就任。著書に『ウクライナ丸かじり』『ウクライナ侵攻に至るまで』(いずれもドニエプル出版)。
◆内容
今年2月24日にロシアがウクライナ侵攻したのはなぜか。ウクライナとロシアの歴史を紐解きながら解説する。2014年のマイダン革命、ロシアのクリミア侵攻から今日までを詳細に検証。さらに、日本へ逃れてきたウクライナ避難民の現状に触れつつ、私たち日本人が何をすべきかを提言する。ウクライナと長く交流してきた講師からしか聞けない不都合な真実!

第4回 ミャンマー「軍事クーデター以降のミャンマー国内外の情勢と連帯」
◆講師 ナンミャケーカイン 氏(京都精華大学国際文化学部アフリカ・アジア現代文化研究センター 特任准教授)
◆専門分野 開発経済学、ミャンマー人の労働移動
◆プロフィール
ミャンマー出身。来日して31年。立命館大学で博士号(国際関係学)取得後、東京外国語大学で外国人特別研究員を務めた。2005年度より東京外国語大学、立教大学他で開発経済学、東南アジア地域研究、などを非常勤講師として教える傍ら、通訳・翻訳も数多くこなす。2016年よりミャンマーのヤンゴンに日本語学校を創設し、日本留学を目指す若者に適切な指導を行っている。2019年度よりミャ・ジャパン・サーペー出版社の運営も関わっている。
◆内容クーデター以降、ミャンマー国内の一般市民はどのような状況下に置かれているのか、そして、在外ミャンマー人、特に在日ミャンマー人の活動状況およびミャンマーの人々を支援する日本人を中心とした活動、在日ミャンマー人と日本人の連帯などに焦点をあててお話します。最終的には自分にできることは何かを考える機会にしたい。

第5回 アジア全般「ロシア・ウクライナ問題からアジアを考える」
◆講師 加藤 千洋 氏(元朝日新聞 アジア・中国総局長)
◆専門分野 中国・アジア全般
◆プロフィール
1947年東京生まれ。東京外国語大学卒。
1972年~2010年、朝日新聞社で大阪社会部記者、北京特派員、アジア総局長(バンコク)、中国総局長(北京)、外報部長、論説委員、編集委員等。
2010年~2008年、同志社大学大学院教授。2008年から平安女学院大学客員教授(現職)。1999年度ボーン上田記念国際記者賞を受賞。著書に『胡同の記憶 北京夢華録』(岩波現代文庫)『北京&東京 報道をコラムで』(朝日新聞社)等
◆内容ロシアのウクライナ侵攻後初のNATO(北大西洋条約機構)首脳会議は、「戦略的パートナー」と位置づけていたロシアを「最大かつ直接的な脅威」に変更。日本の首相として初参加の岸田首相はウクライナに加え台湾・北朝鮮問題を念頭に「欧州とアジア太平洋の安全保障は切り離せない」と力説した。覇権に挑戦する中国、その力を封じ込めようと「インド太平洋戦略」に注力する米国。米中露のパワーゲームが影を落とすアジアの今後は。

第6回 中東・中央アジア「流動化するユーラシア ー 東欧と南西アジア」
◆講師 清水 学 氏(アジア経済研究所 名誉研究員)
◆専門分野 南西アジア・中央ユーラシア研究
◆プロフィール
1942年長野県生まれ。東京大学国際関係論修士。1970年アジア経済研究所入所。1974-77年インド・ボンベイ市ターター社会科学研究所、1984-87年エジプト・カイロ市国立社会調査犯罪学研究所にて在外研究。1994年以降、宇都宮大学、一橋大学、帝京大で教授歴任。
◆内容ウクライナ・ロシアは黒海・コーカサス山脈・カスピ海を媒介にトルコ・イラン・中央アジア世界と連結しています。激動するユーラシアを理解・展望する際の枠組みとして、東欧と南西アジアの相互交流・影響の歴史を考慮に入れることが必要です。具体的には、イスラームとキリスト教、ユダヤ人問題、欧州とオスマン帝国、ロシア文学とコーカサス、コサック文化、クルド人問題などのテーマに言及致します。

第7回 インド「日本文化の中のインド」
◆日時 2023年1月28日(土) 14:00~16:30
◆講師 巽 正憲 氏(JAFSインドクラブ「バーラト会」 代表)
◆プロフィール
大阪学芸大学(現大阪教育大学)卒。
在インド日本国大使館付属日本人学校勤務。南河内、堺市立の各中学校、堺市教育委員会勤務。
インド・デリーでの勤務・生活を体験し、インドの歴史、文化、生活、日本との関係を調べるようになった。
◆内容日本とインドの関係はカレーと仏教だけではない。日本文化の底流にインド文化の影響が色濃く見られ、言葉の面でも、塔、鳥居、瓦、お鉢、バンダナ、旦那やお盆など広範囲に及んでいる。「ももたろう」のモチーフもインドの「ラーマヤーナ」と言われている。
ノーベル文学賞作家のタゴールもしばしば日本を訪れ、ベンガル地方との文化交流も盛んだった。日本語、タミール語起源説では稲作や日本の風習との多くの共通点が指摘されている。

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