「開発途上国のごみ問題の実状と国際環境協力の事例」オンラインセミナー

ごみ管理に関する国際協力に経験豊富な講師から、アジアを始めとする途上国のごみに関する具体的な現状と課題について聞き、途上国の人々がごみとどう付き合いどう取り組んでいるのか、何に困って何を求めているのか知る機会としたいと思います。
そして課題解決のための国際協力の事例もお話しいただき、市民レベルで私たちに何か協力・支援できることはあるのか、一緒に考えてみませんか。
日時:2022年7月23日(土)14:00~15:30
講師:一般社団法人国際環境協力ネットワーク代表・JICA国際協力専門員 吉田充夫 氏
<プロフィール>1952年滋賀県生まれ。専門は環境・廃棄物管理学。理学博士。1984年以来世界40か国以上で国際協力事業に従事し、2002年から独立行政法人国際協力機構国際協力専門員(廃棄物・環境管理分野)。また、東京工業大学大学院総合理工学研究科連携教授、東京大学大学院新領域創成科学研究科客員教授を歴任。2017年から一般社団法人国際環境協力ネットワークを併任。趣味は街歩き。
会場:オンライン(ZOOM) ※開催前日に、ZOOM参加用URLをお送りいたします。
参加費:500円(経費を除き、アジアでの「ごみ問題改善活動」の支援に使わせていただくチャリティ参加費です。ご協力に感謝いたします)
主催:公益社団法人アジア協会アジア友の会(JAFS) 担当/川本
申込:お申込ページ(https://congrant.com/project/fund/4781)の「寄付する」ボタンから必要事項を入力の上、チャリティ参加費のお支払いをお願いいたします。(7月21日〆切)
アジアのごみ問題へのJAFSの取組み
海に流れ出たプラスチックごみが、ウミガメやイルカなど野生生物の命を危険にさらしている海洋プラスチック汚染。海洋へのプラスチック流出量上位には、アジアの国々が多く入っています。
アジアを含む途上国では、財政的に余裕がないため、国や自治体もごみ処理にまで手が回らず、定期的なごみ収集の仕組さえない地域が多くあります。そのような地域では、陸地や水路・川にごみが散乱して生活環境が衛生的とは言えない状態になるとともに、海へのごみの流出を招いてしまっているのです。
◇ ◇ ◇
これに対し当会は、活動開始以来42年間に培ったアジア諸国とのネットワークを活かし、アジア各地の提携団体と連携協力して取り組みを始めています。
まずは、昨年11月に日本(大阪、東京)とアジア(フィリピン・ソルソゴン州マトノッグ、インドネシア・バリ島およびアチェ州バンダアチェ)の3カ国5地域で始めた「ブルーオーシャン作戦」。海でつながる国々で共に、海岸のプラスチックごみを拾い、地域の生活環境改善や、地球規模の海洋プラスチック汚染改善に取り組んでいます。
しかし拾うだけでは問題に終わりがありません。捨てる・拾うの繰り返しでなく、発生源からごみを減らす活動(生ごみ堆肥化、プラスチック分別ごみ箱設置やリサイクルなど)や散乱させない啓発活動をアジアでスタートさせようとしています。
◇ ◇ ◇
このような私たちが、ごみに関する国際協力の専門家の方から途上国の現状について学び、私たちに何ができるか考える機会として、セミナーを企画しました。同じ関心をお持ちの方とも、ぜひ一緒に学び考える機会とできればと思います。
参加費からセミナー経費を除き、アジアでの「ごみ問題の改善」の支援に使わせていただきます。チャリティへのご協力に感謝いたします。
お申込・お問合せ
お申込:お申込ページ(https://congrant.com/project/fund/4781)の「寄付する」ボタンから必要事項を入力の上、チャリテイ参加費のお支払いをお願いいたします。(7月21日〆切)
お問合せ:公益社団法人アジア協会アジア友の会(JAFS) 担当/川本
tel/06-6444-0587 e-mail/jafs_koho@jafs.or.jp
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