東日本大震災復興支援
2011年3月11日に発生しました東日本大震災(マグニチュード最大9.0)により被災された方々とそのご家族の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
本会では、宮城県本吉郡南三陸町歌津で、震災当初から初動調査、炊き出し、生活物資配布をはじめ、直売所の設営まで、現地のニーズに沿った支援活動を行ってきました。 これからも、多くの方のご支援をいただきながら、継続した活動を行ってきています。
緊急支援活動
アジア協会アジア友の会は東日本大震災発生後10日目の3月21日朝に仙台市内に入り、登米市にある石森ふれあいセンター(市役所総合支所)に拠点を置き、南三陸町歌津地区の「港親義会館」で、炊き出しや物資配布など必要な支援活動を行ってきました。
緊急支援として、以下の様に5次隊まで派遣しました。
- 1次隊の支援活動(2011/3/19~3/30)
- 2次隊の支援活動(2011/3/31~4/9)
- 3次隊の支援活動(2011/4/9~4/18)
- 4次隊の支援活動(2011/4/18~4/27)
- 5次隊の支援活動(2011/4/26~5/12)
『南三陸直売所みなさん館』オープン
おかげさまで、約1年の歳月をかけて(公社)アジア協会アジア友の会が南三陸の復興支援活動として、準備をすすめてきました『南三陸直売所みなさん館』が10月7日にオープンしました!
これからは復興支援として、美味しい南三陸の海産物・農産物を買って応援いただければと思います。
施設設置協力・運営支援
- 公益社団法人アジア協会アジア友の会
- 特定非営利活動法人故郷まちづくりナイン・タウン
- 特定非営利活動法人ジャパンプラットホーム
以上3団体からの助成を受けて実施しました。
今後の運営は、「夢未来南三陸協議会」として、町民が中心となり、広く地域の住民だれもが参加しやすい場づくり、全国との交流・流通を奨め、地域コミュニティづくりの役割、情報発信基地の役割を果たす復興の旗印としていきます。 その「夢未来南三陸協議会」の代表の千葉孝浩さんがオープン記念式典にて話された挨拶を下記に紹介します。彼は、南三陸町の被災した水産加工会社の専務です。 地元のために力を注ぎたいと一所懸命に、みなさん館立ち上げに一緒になって関わってきました。
南三陸を訪ねる復興スタディツアー
一所懸命に復興に向けて歩んでいる被災地。宮城県南三陸町を訪れます。地元の方々とのふれあい、地元のものを食べて買物することが復興につながります。
宮城県のパートナー団体
特定非営利活動法人故郷まちづくりナイン・タウン
- 夢未来南三陸
- 南三陸農業協同組合
- 宮城県漁協協同組合歌津支所
- 南三陸商工会
- 一般社団法人南三陸観光協会
- 南三陸森林組合
- すばらしい歌津をつくる協議会
南三陸の約5000人を対象の緊急・復興支援の内容
炊き出し
- 期間:2011.3.21~5.11
- 提供:計24,400食
- 場所:南三陸町12ヶ所
物資配布
- 提供(2011.3.20~)
- 食糧(7,200食分)
- 衣料(2,659着)
- 生活必需品等
- 生活スターターキット配布(仮設住宅や在宅避難者対象700セット)
- 寒さ対策キット配布(仮設住宅や在宅避難者対象580セット)
- 共有物置設置(仮設住宅9ケ所)
- 歌津中学校(扇風機)
- 職場環境改善(農協・漁協・行政等資料棚等の設置)
職情報紙「桜通信」発行(2011.5-2012.5) 毎回700部を南三陸町50ヶ所に配布・掲示・回覧【詳細はコチラ】
商店会復興支援(2011.6.28-12.16)
- 上記配布物資を伊里前商店会を通じて購入。
- 催事用テントの提供。
子どもサポートプログラム(2011.3.19~)
- 学習支援
- スポーツ交流
- 絵本や紙芝居の読み聞かせ
- 料理教室
- アジア交流プログラム(ピアノコンサート・アジア13ケ国の文化紹介)
- 花見会、桜の木 記念植樹
- 巨大絵画づくり
- 仮設住宅 懇親・交流プログラム
子ども会支援 親子思い出プログラム(2011.8.2、8.18、2012.10.6-9)
- 岩手日帰りバス旅行 2回(54名参加)
- 東京3泊4日バス旅行 1回(43名参加)
味噌づくりプログラム(2011.7.4~7.14)
伝統文化復興支援(2011.11.8)
加工、直売施設の設置・設営
- 直売施設「南三陸直売所みなさん館」設置
- 設営(2012.10.7オープン)【詳細はコチラ】
- 加工施設「石泉ふれあい味噌工房」設置
- 設営(2012.4.5オープン)