タイ

2016年度【375台】

タイに贈られた自転車は、ナン県の子ども達の通学に加え、医療従事者の巡回、貧しい農民、環境保全の活動に従事する人々に手渡され、有効に活用されている。
10月に贈られた自転車はタイ・サイクルエイド委員会のメンバーの手によって北部のナン県まで届けられ、学校や地域のコミュニティセンターで順次自転車贈呈式典が行われた。12月18日に行われた式典では子ども達へ1台ずつ自転車が手渡され、自転車を大切にして勉学に励み、地域の教育や福祉環境の向上、地球環境保全に地域が協力し取り組むことについて話し合われた。贈られた自転車によって、それまで毎日通学することができなかった子ども達が通学できるようになり、また仕事の効率化、生活の改善をも可能にし、村人たちが自立への第一歩を踏み出せるようになった。また、環境保全に取り組む具体的な活動として、子ども達に自然の成り立ちや有機栽培についての教育プログラムをおこなった。子ども達をはじめ、地域で意識を変え、協力しながらより良い地域づくりが進められている。
NGO、行政、村人、学校の先生、保護者等が世代、国境を越えて協力していくよいきっかけとなった。
また地球環境保全への意識を高めることで、同じ地球市民としての視点をもち、互いに協力しあう国際交流の推進活動を拡げていくことが期待される。自転車を通じて、日本と各国の国際交流が活発になり、また、事業を継続することで人と人の絆が深まり、草の根の理解と協力の輪が拡がってきている。
※注1
◆タイ・アジア友の会=TAFS (Thai Asian Friendship Society)
責任者:ニラン・チャンタ氏  所在地:タイ・バンコク市
活動範囲:タイ国全域   基本的目標:貧しい人々の生活改善と教育支援
【沿革】タイで最も貧しい10県の1つであるナン県出身のニラン・チャンタ氏が、北部タイの窮状を支援するため、1994年に発足。バンコクに事務所をおき、ナン県、チェンマイ県、ランプーン県、チェンライ県、ランパーン県、ノンタブリ県に各部会を持つ。部会と相互に協力しながらトイレや給水タンクの建設、学校や寄宿舎の建設を通じて、貧農の子ども達の教育支援、農村生活改善、国際交流等を行っている。
平成17年度よりサイクル・エイド事業を通して、地域の環境教育、自然環境保全に積極的に取り組んでいる。
【活動】農村生活改善、教育支援、国際交流、環境保全等

2013年度【701台】

 2013年度はタイのTAFS(注1)とAFS-Chiang Mai(注2)の2団体が現地受け入れ団体として2013年10月にそれぞれ、175台と176台、2014年2月に175台づつ、下記の支援条件の下、それぞれ各地の学校を中心として自転車が寄贈された。

◆支援条件:
– 遠方から通学する貧しい学生(2~8㎞)
– 貧しい家族を助ける
– 国内の輸送のコストを減じること
– 地球温暖化に対してキャンペーンすること
– 省エネルギーの促進
– 農業組合の活動の活性化、貧農の自立支援
– 自動車またはオートバイで旅行を部分的に自転車で代用
 学生に送られた自転車は学校で管理され、年毎にレンタルするかたちで卒業生から新入生に引き継がれている。また本事業を通じ、贈られた学校を中心として、自転車の有効活用や地球環境保全のキャンペーンがおこなわれ、地域単位での地球温暖化防止への活動をタイ国内で拡大することにつながってきている。10月10日10時にスタートする環境ディへの取り組みが定着してきた。
 自転車を送ったことで、貧しい学生が学校に毎日通うことができるようになり、教育環境の改善をおこなうことができた。また貧農の家庭では自転車を活用することで、効率的に仕事が行えるようになり、自立への足掛かりを使うことができはじめてきた。さらに地域全体としては、継続した支援をおこなうことで、安全な自転車の利用ができるような自転車環境整備と地域住民の地球環境保全活動への意識改革をおこなうことができた。
<AFS-Chiang Mai>
2013年10月11日に大阪港を出港した自転車は、10月25日にバンコク港に到着、内176台がトラックに積み替えられ、チェンマイに搬送された。また2月輸送分の中からは、175台がチェンマイに届けられた。
自転車の輸送には、サイクル・エイド事業の趣旨を理解し思いを同じくする数多くのボランティアの手によって支えられている。安全な自転車を必要としている人々の手に届けられ大切に使われるよう、それぞれのアイデアを出し合いながらセミナー等を開催し、様々な工夫が考えられてきた。
今回、中心となったチャイワット博士は元タイ内務省地域開発局長で、国立メイジョー大学公共政策学部教授である。日頃より青少年育成に尽力され、昨年実施された第30回土と水と緑の学校にも参加し、タイの青少年活動にこれから積極的に取り組んでいる。メイジョー大学では今回の寄贈を受け、自転車の町としてビジョンをもち、学生を始め次世代が地域や地球全体の環境保全への積極的な取り組みを進めていくことを使命として宣言し、今後も取り組んでいくこととなった。
※注1
◆タイ・アジア友の会=TAFS (Thai Asian Friendship Society)
責任者:ニラン・チャンタ氏  所在地:タイ・バンコク市
活動範囲:タイ国全域   基本的目標:貧しい人々の生活改善と教育支援
【沿革】タイで最も貧しい10県の1つであるナン県出身のニラン・チャンタ氏が、北部タイの窮状を支援するため、1994年に発足。バンコクに事務所をおき、ナン県、チェンマイ県、ランプーン県、チェンライ県、ランパーン県、ノンタブリ県に各部会を持つ。部会と相互に協力しながらトイレや給水タンクの建設、学校や寄宿舎の建設を通じて、貧農の子ども達の教育支援、農村生活改善、国際交流等を行っている。
平成17年度よりサイクル・エイド事業を通して、地域の環境教育、自然環境保全に積極的に取り組んでいる。
【活動】農村生活改善、教育支援、国際交流、環境保全等
※注2
◆タイ・チェンマイ・アジア友の会=AFS- Chiang Mai
(Asian Friendship Society Chiang Mai)
責任者:チャイワット・ノラット氏  所在地:タイ・チェンマイ市
活動範囲:タイ国北部   基本的目標:環境保全と教育
【沿革】1991年に第1回アジア国際ネットワークセミナー開催をきっかけに、チェンマイ在住有志が結成。2006年からチャイワット氏がチェンマイ部会代表に就任。
【活動】教育支援、国際交流、環境保全等

2012年度【350台】

自転車350台を積んだコンテナ船”UNI-ARISE”号は、タイに向けて大阪南港を出航。バンコク港到着予定は3月1日。タイのサイクル・エイド委員会は多くのボランティアの協力で、自転車を必要としている地域への国内輸送を行います。

今回は海から遠く離れたナン県の学校を中心として、ウッタラディット県、プレー県、ラーチャブリー県、チョンブリー県、スラートターニー県の学生や貧しい農民達に寄贈されました。 2~8㎞離れた遠方から通学する貧しい学生、貧しい家族の生活手段として、自動車やオートバイよりもより安く、また地球環境保全につながる省エネルギーの移動手段として、とても喜ばれています。 学生に送られた自転車は学校で管理され、安全に乗れるようメンテナンスされ、卒業生から新入生に引き継がれています。

この事業を通じて、自転車の有効活用や地球環境保全のキャンペーンがおこなわれることにより、タイ国内の環境保全運動(グリーンスカウト運動)が拡がってきています。 

2012年3月5日

 環境保全の日プロジェクトのために自転車のキャンペーンが行われました。

 3月5日の午前10時に地球温暖化(タイのグリーンスカウト)プロジェクトに対するサイクル・キャンペーンの活動が行われ、キャンペーンの案内は1000人の村民や地元マスコミ及びラジオ放送に届けられ、約500人の参加者があり、大きなグループで15Kmのルートに沿ったサイクリングが行われました。
 さらに11日の間のナンからチョンブリー県へ約1033Kmの自転車ラリー「環境保全および資源削減運動」にもタイ サイクル・エイド委員会として協力。多くの貧しい村の人達を助けることができ、また、環境保全の活動をサポートすることができました。

2011年度【370台】

タイに370台の自転車が贈られ、ウィエンサー郡の20の村の自転車を必要としている人々に自転車が贈られました。

2010年度【330台】

ナン県に50台、チェンマイ県に163台、そしてバンコク近郊のノンタブリ県に117台、合計330台の自転車が贈られました。

自転車は子ども達の通学を中心に、各地域の自立支援センターや地域のために働くコミュニティワーカーに贈られ、貴重な移動・運搬手段として活用されています。学校から10km近く離れたところに住む子ども達が多いこの地域では、学生の通学や公共交通機関の費用を払えない人々の移動を可能にし、村の貧しい家族達の自立を助けている。また、車やオートバイと違い、空気を汚さず燃料を節約するので、環境に優しく、地球温暖化防止する乗り物として喜ばれています。

ナン県ではこの事業をきっかけとして、20村でほとんどの家庭が生活の中で自転車を有効に活用し、12月6日にはEDEN(ナンで自然について学ぶ環境開発)で地球温暖化防止のキャンペーンが行われ、人々の意識が少しずつ変わってきています。 自転車を通して地球温暖化防止に取り組む人々の輪が広がるとともに、タイと日本の相互理解につながっています。自転車は地域の大学生を中心に定期的にメンテナンスが行われ、より安全にそして長く使えるように大切にされています。 今後も地球全体のことを考えながら、地域の福祉環境の向上と開発をすすめていくために、自転車が必要とされています。

2009年度【1380台】

 ナン県に340台、10月にランパーン県に530台、2010年3月にナン県に510台、合計1380台の自転車が贈られました。
自転車は地域の子どもたちを中心に、農民や警察、地方行政職員等に寄贈され、活用されています。
 タイ北部の村々の学校は、歩いて通うには遠過ぎる場所に住んでいる生徒が数多くいます。そんな子どもたちが自転車を使うことにより、経済的で、そして安全に毎日の通学ができるようになります。また、農村地帯では水の運搬など日々の生活に利用され、貧しい家庭の重要な移動手段となっています。
 また、保健婦の移動手段としても役立っている。さらに、地域の環境保全も兼ねた観光事業の促進や地球温暖化のキャンペーンにも活用され、新たな社会貢献の分野で見直されています。贈られた自転車は学校や村人たちのグループで管理され、利用者が卒業し、利用しなくなった後も引き続き活用されています。 サイクル・エイド事業は現地の新聞やラジオ等を通じて広く紹介され、バンコクの港からタイ北部まで自転車を輸送する協力者が徐々に増えてきています。協力者が集まり、タイのサイクル・エイド委員会が組織され、自転車が効率的かつ効果的に役立てられるように事業が進められています。

2008年度【370台】

タイに贈られた670台はバンコク市、チェンマイ県、ナン県の子ども達を中心に、農民や警察、地方行政職員等に寄贈され、活用されています。

タイ北部の村々にある学校は、ほとんどがそれぞれの村唯一の学校であり、歩いて通うには遠過ぎる場所に住んでいる生徒が数多くいます。
例えば10km程離れていると、片道2時間以上かかることになります。そんな子ども達が自転車を使うことにより、健康に良く経済的で、そして安全に毎日の通学ができるようになります。 また、農村地帯では水の運搬など日々の生活に利用され、貧しい家庭の重要な移動手段となっています。

さらに、地域の環境を保全しながら行える観光事業の促進や地球温暖化のキャンペーンにも活用されています。自転車は貴重な運搬・移動手段のみならず、エネルギーを節約するほか、排気ガスを出さないことで、地球環境保全という新たな社会貢献の分野で見直されています。

2009年2月21日に行われた自転車贈呈式典には、ナン県福祉・社会開発局代表のティラポン氏が出席し、バンチャイサタン学校の子ども達の通学やナン県ウィアンサ、ムアン、プア郡の10ヶ村に住む子ども達の通学、農民の暮らしにおける運搬手段や村の保健婦の活動における重要な移動手段として贈呈されました。自転車は学校や贈られた各グループの村人達で管理され、利用者が卒業や異動した後でも引き続き利用されています。サイクル・エイド事業は現地の新聞やラジオ等を通じて広く紹介され、バンコクの港からタイ北部まで自転車を輸送する協力者が徐々にふえてきています。

2007年度【340台】

タイ北部の山に囲まれた地域であるナン県に156台、ランパーン県に92台、そしてチェンマイ県に92台、 合計340台の自転車が贈られた。タイAFS(TAFS)の協力のもと、町や学校から遠く離れた土地に暮らす子どもたちの通学や森林保全や病院のスタッ フ、 地方の行政職員に手渡され、地域環境福祉の改善に役立てられている。また自転車が、エネルギーを節約し、健康に良く、さらに環境に優しい乗り物として、 地球環境保全という社会への貢献の手段として新たな分野で見直されている。自転車は学校や贈られた各グループの村人達で管理され、利用者が卒業や移動 した後でも引き続き利用されている。

2006年度【340台】

初めてタイ国ナン県に340台の自転車を贈りました。ナン県はタイ北部に位置する山に囲まれた地域、タイで最も貧しい県の一つと 言われています。町や学校から遠く離れた土地に暮らす山岳少数民族 (モン族・ヤオ族・ラフ族・カレン族等)の子ども達の通学のためにナン県 から要請があり、実現しました。自転車は子ども達のほかにも、森林保全や病院のスタッフ、警察にも活用され、地域福祉環境の改善に役立てられています。1月に現地で贈呈式が行われ、その様子は現地の新聞や ラジオで大きく報道されました。

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