フィリピン台風災害支援活動報告①

2013年11月22日 フィリピンの台風被災者支援のために出発し、現地入りしましたプロジェクト・コーディネーター松井聡子からのレポートです。
■いよいよ出発!(フィリピン第1報)
 
-2013年11月22日- レイテ島・サマール島は、いまだ電気・電波がつながらない状態が続いていますが、衛星電話をソフトバンクさんから、また衛星通信機器をKDDIさんからこの度の緊急支援協力いただき、無償でお借りすることができました。この場をお借りして感謝申し上げます。 今回の支援先は、レイテ島、サマール島、パナイ島の依然として支援が充分に行き届いていない箇所への物資配布を予定しています。それらの地域は、今回台風「ハイエン」が通りぬけたフィリピン中部の島であり、甚大な被害を受けた場所です。 既に、本会の現地提携団体のメンバーがフィリピン国内で、物資の調達予約や、被災地の情報収集、運送経路の確保などの支援準備を行っています。 フィリピン  マニラに到着したら、先ずは現地スタッフ、ボランティアらと協力しながら必要な支援物資の調達を行っていきます。
■フィリピンで物資調達中!(フィリピン第2報)
 
-2013年11月23日- philippine_report001今日の物資調達で、予定の80%を手配することができました。やはり難しいのは、ソーラーでつく懐中電灯+ラジオのセットで、5軒回っても155個の確保でした。明日もう一度、他店を探します。 日本では、ソーラー発電機の提供をパナソニック労働組合連合会のみなさんが協力してくださろうとしています。間に合えばパナイ島での支援に活用したいと考えています。 マニラで支援協力の声をかけていたら、フィリピン人や、留学生から即席麺や缶詰、歯磨き粉等の物資や寄付がたくさん届きました。これで、さらに受益者を増やすことができます。今日はそれらの袋詰め400袋もできました。 世界で最もクリスマスの準備を早くするというフィリピン人ですが、多くの人が、家族や友人に贈り物をするのを止めて、今回の台風の被災された方のためにお金をまわそうという動きが出ています。 物資を購入していても、レイテ島やサマール島の緊急支援ために購入するということを知ると割引きしてくれるところや、大オマケで採算度外視でたくさんのミネラルウォーターを追加してくれるお店がありました。 また今日は、レイテ島タクロバン市の南にあるパロ町から命からがら逃げてこられた、ビクター牧師さんから話を聞くことができました。彼の話によると、被災地タクロバン市の状況は次のとおりです。 ・タクロバン市の住民の50%はマニラやセブに逃げて、当初の50%ほどしか今は住ん でいないこと。 ・物資の多くがタクロバン市でとまってしまっていること。 ・テレビで注意を呼び掛けていたけれども、逃げる場所などは決められていなくて多くの方が犠牲になた。 ・当時流された警報が「Storm Surge=高潮警報」であって、多くの人はこの専門用語の意味が掴めていなかった。 もしも警報が「TSUNAMI」であれば、みんなイメージ出来てこれほどまでに被害が大きくなかったのでは。 ・亡くなった方の遺体を動かすところがなく、シートで包んだままであること。 ・食料はまだまだ足りていなくて、買うためにも車を2時間走らせて少ない燃料を使ってレイテ島の南へ行かないといけないということ。  
■同行メンバー決定!(フィリピン第3報)
 
-2013年11月24日- philippine_report002 本日は、物資のパッキングと、現地に行く途中での食材や必要備品の調達を行いました。何せ、現地では手に入らないものが多く(ガソリンはタクロバン市で供給が始まりましたが)、配布する物資だけではなく、自分たちが活動できるための我々の1週間の生活備品も必要となります。 今回は、本会の現地提携団体のメンバーで総勢11名のチームを組み、各被災地へ物資配布を行っていきます。

フィリピン台風災害支援活動報告②
フィリピン台風災害支援活動報告③  

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